「るろうに剣心」

評判がいいので、原作は全く知らずに鑑賞しました。

昔ながらの時代劇とは違う空気感。時代劇+SF、という感じ?作品世界として、きれいに完成していましたね。

あの「龍馬伝」の監督の作品とのことで、やっぱり新しいなと感じました。出ている役者さんが何人か「龍馬伝」と役柄も含めてカブってて面白かったです。

剣心役の佐藤健は「龍馬伝」では、いわずもがな岡田以蔵役がハマってたわけだけど、この映画では「もし彼が明治まで生き残ってたら」を見せてもらったような気がしました。

でも、やはり以蔵とは違うな。剣心(抜刀斎)には圧倒的なかっこよさがある。ヒーローとしての輝きが。それは「龍馬伝」における人斬り以蔵が持ち合わせていなかったものです。

他の役者さんも一癖ある人ばかりで、楽しめます。もうちょっと殺陣のシーンが多くても良かったかな。刺激を求めすぎ?(笑)