「働きマン」第10話

このドラマを観ていて思うのは、業種や職種が違っても「働くこと」には共通の悩みがつきまとうんだな・・ということ。ちょっと特殊な職業である「編集者」ならではの苦労というよりも、社会人なら誰もが思い当たる苦労や悩みを描いているドラマだと思います。

今回は、自分の仕事を親に理解してもらいたいと頑張る松方が描かれていました。ゴシップネタばかり追っている週刊誌の記者なんて、ロクなもんじゃない、という人もいる。でも、他人にはわからない信念をもってやってるのかもしれない。それが、一番自分の味方であるはずの親にも理解されなかったら・・

社会人になりたての頃、教育関係の電話営業の仕事を嫌々やっていたことがありました。自分が家にいる時、勧誘の電話がかかってきたら腹立つくせに、仕事で同じことをやってる自分が嫌だったのだけれど・・

でも、あるとき電話の向こうの相手に言われた言葉。「いつも、電話掛けてきてくれてありがとう。あなたの会社から掛ってくる営業の電話には心がある」

そんなふうに言われるなんて思ってもみなかったので、感動してしまいました。実際、その時のお客さんの子供は、私の提案したプランで勉強して大学受かったしね。結果オーライかもしれないけど、私のしている仕事も人の迷惑になるだけでなく、人の為になることもあるんだと思ったわけ。

どんな仕事でも心を込めてすれば、何らかの花が咲く。と、思いたい今日このごろ。