「ALWAYS 続・三丁目の夕日」

話題の続編、先日観てきました。

大きいスクリーンで観ると、背景(昭和30年代の東京)が、いかにもCGって感じで浮いてましたね。あの東京タワーの存在感も、あざとさを感じました。ただ、そういう不自然さを除けば、すべてパーファクトな予想以上の「続編」でした。

当時の子供たちの髪型とか、タバコ屋の周りにいる犬とか猫の「演技」とか、細かい部分までよく作り込まれていて、スクリーンの隅々まで見逃せません。多分、2回以上観ないと、全部は味わえないと思いました。

で、出演者も大河ドラマのように豪華!前作に出ていた人以外で誰が参加しているのか全然調べてなかったのですが、手塚理美なんかも出演していました。ほんの数カットですが強烈な印象を残していて、さすがです。

堀北真希の「ろくちゃん」は、やっぱりかわいい。幼馴染の男の子をひっぱたくシーンは、感情が伝わってきて泣きましたよ。ベテランの俳優さんが演技上手いのは当たり前なんだけど、その中で彼女はよく頑張ってる。

物語の展開については、最初からほとんど読めちゃいますが、こういうベタな映画がやっぱり好き。昔ながらの日本映画を踏襲しているし、エンターテインメント性もある。最近の邦画は斬新なものも増えてきていますが、最後にはまた、こんな日本映画に帰ってきたいという感じです。

私もベタな日本人。

そして、エンディングテーマ曲も素晴らしかったです。↓

花の名

花の名