「僕の歩く道」第10話

輝明(テル)は、コツコツ働いて貯めたお金で念願の超高級自転車を手に入れ、レースに出場したい思いで胸をいっぱいにします。
一方、幸せな結婚をしたはずの都古は、人にどう見られるかばかりを気にする夫との形ばかりの結婚生活に疲れ果て、ついに家を出ます。

先週の第9話の話になっちゃいますが、久しぶりに都古と再会したテルは、あまのじゃくになっていて可愛かったけど、誰よりもちゃんと都古の事をしっかり見ていました。輝明のお母さんも妹も、「都古さん、幸せそうで良かったね!」と言っている中で、テルだけは「都古ちゃんは元気がありませんでした」と3行手紙に書いてたもんね。
今日は、家で電話を取ったテルが、相手が何もしゃべらないのに「都古ちゃん」からの電話だとわかっちゃうし・・相手を思う気持ちの強さが、無意識の内に表れてしまうということでしょうか。

毎週のように都古が料理をする場面が出てきて、ひとつ気付いたのが・・パスタ、オムライス、パエリア・・というように洋食ばかりだなということ。独身時代から結婚生活を始めてからも、和食・・いわゆる「おふくろの味」的なものが出てきてないなあと。和食は母親とのコミュニケーションの中で覚えていくことの多い料理。母親からの愛情に飢えて育った都古を象徴しているのが、カタカナ料理ということでしょうか。深読みしました・・