「海辺のカフカ」上巻

村上春樹著「海辺のカフカ」上巻を1/3ほど、読み終えました。
村上春樹の作品は難解というイメージがあったので、今度こそ読了できないかもしれないと思いつつ読み始めました。なんとか挫折せずに読めていますが、やはり難解です・・
「僕」は15歳の誕生日に家出を決行する。行き先は四国。家出の具体的理由は今のところ不明ですが、彼と父親の間に何かあったらしいようです。
「僕」の話と同時進行で、戦争中の不思議な現象により、過去の一切の記憶を失ってしまった男「ナカタさん」の話も進んでいきます。「ナカタさん」は人間社会においては、「知的障害者」のように扱われていますが、猫と話ができるという不思議な力を持っています。
「僕」も時々、記憶が途切れることがあるようで・・多分「ナカタさん」と何らかの接点があるのだと思われます。が、今のところ、どういう事なのか、さっぱりわかりません(笑)
やはり、難解ですよね。そういえばカフカの「変身」を読んだときも難解でよくわからなかったなあ。中学生の時だから無理もないか。
今後、どういう展開になっていくのか、村上ワールドを堪能してみることにします。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

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