- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/09/03
- メディア: 文庫
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先日、湊かなえ原作のドラマ「望郷」を観て、また彼女の本を読もうと手に取ったのが本書。
「望郷」もあったけれど(短編集なのでドラマ化されてないエピソードもあって気にはなったけれど)、やっぱり1冊丸ごと知らない話の方がいいかな〜と思ってこの本を選びました。
ところが読んでいくうちに、頭の中が「?」マークに。「なんかこの設定、知ってるぞ?」
確かに帯にはドラマ化(2013年)と書いてあったけれど、全く観た覚えがなかったのですが、ワタクシしっかり観ていたんですね。。読んでいくうちに段々と思い出してきました。
記憶ってのは不思議ですよね。ドラマを観た時はあんなに感動したのに、忘れている。でも、本を読み進めているうちに記憶が少しずつ蘇ってきて結局また感動している。最後の方は電車の中で涙こらえながら読んでたもん。すっかり内容を思い出してたけど(笑)
湊かなえは要注意ですね、かなりの作品映像化されてるから(笑)
ま、でも新たな発見。「ドラマや映画観ているから原作本は読まなくてもいいかな」と思うことが多かったんだけど、内容知ってても本は本で読んでもいいのかなと。だっておもしろかったもん!感動したもん!
映画で観ちゃった「告白」も、連ドラで観ちゃった「Nのために」も読んでみるのもいいかも・・