かつて、大晦日にはその年に読んだ本のベストスリーなんかをしたためてましたが、ここのところそんなにたくさんの本を読めてません。
ので、今年は2013年のドラマの中で私がおもしろいと思ったものを振り返ってみたいと思います。
<1-3クール> 「とんび」 「dinner」
どちらも、日曜9時からの作品。私は「とんび」を録画し「dinner」をリアルで観ていました。
「とんび」はその後の「半沢直樹」の影に隠れ「あれっ、放映は今年だっけ?」というほど印象は薄くなったけれど、親子愛で泣かせる展開と内野聖陽のやや過剰な演技のバランスがとれた好作品でした。個人的には、野村宏伸のすっとぼけた感じがツボ。「教師びんびん物語」のエノモトを彷彿させる演技でした。
「dinner」は視聴率的には苦戦してたみたいだけど、大人の上質シチュエーションコメディという感じで好きでした。サカナクションのエンディングテーマも良かった。
<4-6クール> 「雲の階段」 「空飛ぶ広報室」
「雲の階段」も視聴率的に苦戦してたけど、私はハマッてました。ニセ医者を名乗りのし上がっていく主人公がどうなっていくのか、毎週楽しみでしたね〜 長谷川博己の内面の演技が見応えあり。ただのイケメンじゃないよ、この人。
「空飛ぶ広報室」は描かれている舞台が自衛隊ということで、すごーく興味深かったです。これまで自衛隊を描いたドラマなんてなかったからね。有川浩の原作が良いのか、「防衛」の側面を描きつつ気軽に観られる恋愛ドラマに仕上がってました。
<7-9クール> 「Woman」 「半沢直樹」
このクールでまず挙げたいのが「Woman」。このブログにも書きましたが、登場人物の心情が非常に丁寧に描かれていて、まるでNHKのドラマのようでした。重いテーマの割にそんなに暗い気持ちにならなかったのは、小春と子供たちの内面が幸せそうに見えたからかなあ。
「半沢直樹」については詳しく語る必要もないですよね。「倍返し」は流行語大賞に選ばれました。私は前半の大阪編が特に好きかな。最後の宇梶剛士とのチャンバラがもう水戸黄門にしか見えなくてバカ受けでした。
<10-12クール> 「リーガルハイ」 「独身貴族」
「半沢直樹」の影響で「リーガルハイ」を観るようになったわけじゃないですよ。確かに前シリーズは観てませんでしたが、その後2時間の特別編を観てハマりました。古美門研介、言動はハチャメチャに思えるけど、結構核心をついたことを最後には言うのよね。
「独身貴族」は、大人のオシャレなメルヘンという感じ。これをウソくさくならずに演じることができるベストキャスト(草なぎ剛、伊藤英明、北川景子)が揃いました。ホント、みんな苦悩の演技が秀逸でした。どこの世界から来たの?と思わせる平岩紙も大活躍でした。
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こうやって振り返ると、やっぱり日曜劇場は名作が多いね!「安堂ロイド」は冒険しすぎで私もギブアップしたけど・・・
月9は1個も入ってなかったですね。。。