「これは映画館で観なきゃ!」と思いつつ、ずっと観れてなかった「岳-ガク-」。今日、やっと観に行きました。やっぱり大画面で観るべき映画でしたね。
山岳ボランティアの三歩(小栗旬)を中心に、山での過酷な経験を通して成長していく新人の山岳救助隊の久美(長澤まさみ)の姿などを描いた物語。
ストーリーはオーソドックスだけど無駄なシーンは一切なく、最後まで集中して観る事ができました。一回も時計を観なかったからね、めずらしく。
山の景色はすばらしいし、撮影も大変だっただろうなと思います。山での厳しい現実を描いている割に重苦しくないのは、小栗旬演じる三歩の太陽のような笑顔のせいでしょう。
小栗旬といえば、クールでニヒルで斜に構えているというようなイメージだったけど、この映画では全く違う人です。元気、豪快、無神経、熱血漢。新鮮でした。素敵でした!
まさみちゃんも頑張ってたね。お嬢さん女優じゃないよね、彼女は。得意の感情表現も磨きを増していて見応えありました。そういえば、小栗旬と長澤まさみ。スクリーンで拝見するのはこれが初めてかも。意外なことに。
・・・自然の脅威の前に人の力は小さい。それでも、人は自然と共存して生きていく、そんなメッセージを受け取りました。
- 作者: 涌井学,石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/03/04
- メディア: 文庫
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