林真理子著の「anego」が文庫になったということで、購入して読みました。篠原涼子主演でドラマ化され(そんなに熱心にではなく)一応観ていました。
・・・こんな衝撃的なラストだったっけ??
思わず、ドラマの公式サイトのストーリーをチェックしてしまいました。・・ドラマは原作の内容を、かなりマイルドにした代物だったのね。そりゃそうでしょ、この原作をそのままドラマにしたら、茶の間にはそぐわないよね。
それぐらい、原作「anego」はドロドロで、怖い話でした。最後の一行まで怖かったです。この怖さは「本」だから出せたのかもしれません。
主人公の奈央子の独白風の文章は、共感できる部分もありました。内容が・・というより、心の中で「やっぱり私はついてない」等とグチをこぼしている所なんかが私そっくりで、そういうところも怖かったです。
林真理子に見透かされてる・・・
- 作者: 林真理子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/06/06
- メディア: 文庫
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