そういえば「1万人の第九」もうやっちゃった?、「クリスマスの約束」はまさかの総集編だったのね、「ジャニーズカウントダウン」放送しないんだ!・・などと言っている間に紅白も始まりそうな時間になってしまいました。
テレビしか観てないみたいな感じですが、今年も心に残ったドラマを覚書しておきます。
1〜3月期
「明日、ママがいない」
児童養護施設の描き方に問題があるということで、各団体からクレーム。その影響でスポンサーが多数辞退する異常事態になりました。そこまで問題ある内容だったのかなあと感じたんだけど、それは当事者でないとわからないよね。
芦田愛菜ちゃんの演技は若干鼻につくんだけど、久しぶりに三上博史の怪演を拝見しました。
4〜6月期
「ビター・ブラッド 〜最悪で最強の親子刑事〜」
とにかく渡部篤郎がおもしろくてカッコよくて、こんな俳優だったっけ?って意外性を発見できました。佐藤健がかすんじゃうくらい良かったです。お話の内容もおもしろかった。
7〜9月期
「家族狩り」
救いようもないくらい暗いドラマで、いつギブアップするかと思いながら最後まで観てしまいました。伊藤淳史の明るさが唯一の救い。そんな彼も闇を抱えた役柄でしたが、やっと打ち解けた教え子の死んだときの号泣はリアルでした。彼自身、弟さんを自殺で亡くしてるからかな。
私は財前直見が怪しいと結構早い段階で予想してました。
10〜12月期
「素敵な選TAXI」
今年はこれが一番かな!設定もキャストも脚本も最高でした。竹野内豊はこういうとぼけた役がよく似合う。脚本のバカリズムもますます見直しました。希有な才能だ!次回作を期待しています。
「きょうは会社休みます。」
これは綾瀬はるかの独白がキモでした。本人はいたってマジメに悩んでるんだけど、周りから見たら笑ってしまうという・・
福士蒼汰と玉木宏という2大イケメンも見応え充分なんだけど、特筆すべきは千葉雄大。大河ドラマに出ていたときはセリフも少なく目立たなかったけど、このドラマのコミカルな顔演技は影の主役といっても過言じゃない。スピンオフ作れそうなほど存在感がありました。今後に期待!
NHK木曜時代劇
「吉原裏同心」
吉原の悲しい女たちを毎回ゲストに迎え、小出恵介扮する神守幹次郎が事件を解決するドラマ。内容のおもしろさもさることながら、とにかく小出恵介がかっこよかった。「Nのために」にも難しい役柄で出ていましたが、時代劇の方が垢ぬけるね。なんでだろう(笑)
小田和正のエンディングも心に残ります。
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こうして振り返ると、今年は俳優さんの意外な魅力を発見したドラマが多かったです。他にも最近では「Nのために」の榮倉奈々。「さよなら私」の佐藤仁美のおばさん演技は以前からハマり過ぎだけど、今回は泣かせる演技も素晴らしかったです。
来年もおもしろいドラマ、楽しみにしてます。