「それでも、生きていく」

暗い!と思いながらも、毎週欠かさず観てしまったドラマ。

殺人事件の加害者家族と被害者家族の話で、内容は救いようもなく暗いのですが、重いテーマに真摯に向き合ってつくられたドラマでした。

役者さんの演技が素晴らしかったです。名女優、大竹しのぶはもちろんのこと、殺人犯役の風間俊介の狂気の演技とか、被害者家族の瑛太と加害者家族の満島ひかりの超自然体演技とか。

この2人の会話が好きだったな。救いようもない暗い関係のはずなのに、なんかほのぼの。でも、微妙なぎこちなさが漂う。それがドラマ染みてなくて妙にリアルでした。2人とも本当にうまい。前から目を付けてた満島ひかり、他の誰にもまねできないような演技してました。

今日の最終回はちょっと冗長な感じでしたけど、この2人のやりとりをたっぷり観れました。最後はちょっとかわいそうだったけど、きっとあれで良かったのだと思います。離れていても心はいつも一緒なはず。