「鍵泥棒のメソッド」

堺雅人香川照之共演の映画。この2人の共演ってだけでもおもしろそうでしょ。

香川照之演じる凄腕の殺し屋が、たまたま入った銭湯ですべって頭を打って記憶喪失に。その現場に出くわした堺雅人演じる売れない貧乏役者が、殺し屋とは知らず彼の脱衣場ロッカーの鍵をすりかえて、本人になりすましてしまうというストーリー。

痛快っていうほどテンポは良くないけど、この先どうなるんだろう、おもしろいことになるんだろうな・・と飽きずに観られる映画です。

堺雅人が先にクレジットされているので彼が主役なのかな。でも、広末涼子との絡みも多くて、香川照之の方が主役?って感じだった。記憶を失ってるときと、記憶を取り戻した後の顔つきや目の色が全然違い、さすが!の演技でした。

堺雅人の後半の迫真の「演技」も、人が変わったみたいだったけどね。本当に売れない役者か?荒川良々がまたね、私の中のイメージを大きく裏切る役を全うしてて見直しました。

おもしろかった!でも、DVDでもいいかも?映画館に足を運んだけど、気軽に楽しめる作品を観たい!という方に是非おすすめします!