「南極大陸」最終回

巨額のお金をかけて製作された連続ドラマ。視聴率急落とか散々言われたり「ミタ」と比べられたり、気の毒だなあと思ってましたけど、今日ついに最終回を迎えました。

最後まで観ての感想は、やっぱりこの話の主人公は犬だったんだなということ。正直、人間は引き立て役でしかない。特にリキには泣かされました。タロ、ジロよりむしろリキが主役だったんじゃないかと思ったくらい。(あ、主役はキムタクか!)

もちろん、キムタクはじめ人間の方々の演技も皆、素晴らしく、柴田恭平とか緒方直人とか最近見かけない面々の演技が堪能できたのも良かったです。

でも、往年の映画「南極物語」があまりに大きい存在で、さらに題材としては連続ドラマよりも映画向きの題材だったのではないかという点で疑問は残りました。結末は誰もが知っているし、「来週はどうなるんだろう」という楽しみがあまりなかったかなと。