「海街DIARY」

先日、録画したものを観ました。

原作の漫画の最初の部分を読んだことがあるのですが、四姉妹それそれが漫画のイメージ通りでびっくりしました。

四姉妹の末っ子が、お父さんの不倫の末に生まれた「腹違い」だという重たい設定であるにも関わらず、映画全体を流れるものは明るくさわやかで暖かいものでした。

美しい鎌倉の風景のお蔭もありますが、豪快な次女(長澤まさみ)と、マイペースな三女(夏帆)の、どこか能天気な明るさによるものが大きいと思います。

天然キャラの綾瀬はるかが、しっかりものの長女をひたむきに演じ、四女の広瀬すずは、あどけなさが残る中に「影」を感じる存在感で印象を残します。

もうこれは容姿と才能を兼ね備えた4人の女優を鑑賞するための映画という気がします。

是枝裕和!」という映画でもありますけどね。