これまでの三谷幸喜の映画とは一線を画す「歴史映画」です。
何より大泉洋、見直しました!いや、前からうまい役者だとは思ってたんだけど、どっちかっていうとB級っていうか、色モノに感じてたんだよね。
しかし、この映画ではあの豊臣秀吉を貫録たっぷりに演じ、大ベテランの役所広司や佐藤浩市を相手にして全く引けを取らない存在感でした。
見た目だけ観ると「コメディーか」という感じですが、なかなかどうして。大河ドラマ「江」の岸谷五朗の秀吉の方が、よっぽどコメディーだったかも。
それにしても、清須会議だけでよく映画にしたよね。様々な人の色んな思惑がぶつかりあう様がしっかり描かれていて、そこがおもしろかった。
大河ドラマフリークで、実際に大河ドラマの脚本(新撰組!)も書いたことのある歴史好きな三谷さんだけに、さすが!と思わせる着眼点。是非、また大河ドラマを書いてもらいたいです。
そういや、話ずれるけど再来年の大河、なんと久坂玄瑞の奥さんが主人公!こりゃあ、再来年まで絶対死ねない!楽しみだが、先過ぎる〜
- 作者: 三谷幸喜
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/07/26
- メディア: 文庫
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