「レ・ミゼラブル」

ものすごい期待して観にいきました。そして・・・やっぱり・・・期待以上でした!

冒頭から歌で始まり、セリフもほとんど歌というコテコテのミュージカル。最初の内は、セリフも歌っていうのは違和感かんじるな・・と思っていたのだけど。ジャン・バルジャンの「独白」の迫力にのまれ、すっかりこのミュージカル映画の世界に連れていかれました。

いつも映画を観るときには「今度こそ泣くまい!」と心に決めて鑑賞するんだけど、この映画は3回泣きました。フォンテーヌの「夢やぶれて」の魂の熱唱、エポニーヌの死の場面、そしてラストのジャン・バルジャンの最期。

学生蜂起の場面はすごいスケール感。自分の理想のために命がけで闘う若者って、日本でいうと幕末の志士みたい(彼らは民衆のためというより国のためって感じだったけど)。ドラマチックで目を離すスキがありません。途中でトイレに行きたくならなくて良かった〜

今回ほど、英語が堪能なら良かったと感じた映画はないです。どんな映画もセリフは重要だけど、歌で気持ちを表現することが命のミュージカルでは、特に「セリフ=歌詞」の理解がスムーズな方がより楽しめると思ったからです。

この映画のことがもっと知りたくてパンフレットも買っちゃいました。パンフを読んだら、もう1度観たくなっちゃった。もちろん、舞台版も観てみたい。日本人の舞台だったら言葉もわかるし。。。でも、役者の表情が大画面で味わえるのも映画ならでは。

本当にもう1回観に行ってしまいそうです。

レ・ミゼラブル~サウンドトラック

レ・ミゼラブル~サウンドトラック