マイケルと久保田 - 七角形の小部屋

マイケル・ジャクソンが亡くなって、もう１週間以上が経過したのか・・・

私は、マイケルよりもむしろジャネット・ジャクソンの曲をよく聴いていたので、そんなに思い入れはなかったけれどテレビで流れる代表曲はみんな知っている曲ばかり。

彼の過去のライブ映像やビデオを目にしてあらためて思ったのが、個性的で観ていて飽きないダンスだってこと。そして、思い出したのが80年代の久保田利伸のライブ「Keep on dancing」。

当時、ライブチケットを手に入れるすべもなく、ライブビデオを再生するデッキもなかった私にとって、このライブはまさに伝説のライブになっていました。その後、近年になって、やっとDVD化されたものを手に入れて初めて観たのですが、このときの久保田が本当に神！

体の動きがハンパない。もちろん歌もうまいんだけど、今までの日本人にないダンスに身も心も奪われるって感じで。で、当時からマイケルに似ていると言われていたのだけど、最近マイケルのダンス映像を観るたびに本当にそう思います、今更ながら。

「ムーンウォーク」も久保田はいち早く習得してたもんね。マイケルの「まね」とは思われたくないでしょうけど、マイケルをお手本にしてたことは間違いないだろうな。ということはマイケルがいなかったら、久保田のライブパフォーマンスも違うものになっていたかも・・？

マイケル・ジャクソンは黒人音楽を誰もが親しめるポップミュージックにし、久保田利伸も黒人音楽を誰もが親しめるポップミュージックにした。マイケルは世界が舞台で、久保田は日本が舞台だったけど。