「Ken Hirai Live Tour 2008“FAKIN’ POP”さいたまスーパーアリーナ」

平井堅の昨日のライブ、行ってきました。ある意味、今までで一番印象に残るライブだったかも・・・

MCでは具体的な事はほとんど語っていませんでしたが、やはり例の事件(殺人予告、ナイフ男侵入)の事でかなり落ち込んでいたようで。しかも、その福岡のライブでは体調が悪く点滴打つような状態で、自分自身が納得いくような出来ではなかったらしいんです。(これはネットサーフィンして得た情報・・)

かなり内に籠っていた1週間だったみたいです。

でも「いろんな事があるけど、どんな経験も決して無駄にはならない」と前向き発言してましたよ。そして(ライブ会場の事を指して)「愛のある場所だと確信している」とも言ってくれました。「命がけで歌います」とも。これは普段もよく言ってるような気がするんだけど、今回はあんまり洒落になってなかった(・・・)

内容的には中盤(ミニKen's Barあたり)からラストまでが、良かったです。前半はステージからの距離を少々感じてしまった。(単に私の座席が3階席の後ろの方で、距離の遠いのに慣れるのに時間がかかっただけかも)

最後の「LOVE LOVE LOVE」は、歌声だけじゃなく堅さんの「熱」というか「魂」までもが伝わってくる感じで。前半で感じた距離が嘘みたいだった。やはり大勢の人の前で自分をさらけ出すこと。それができる人だから。「弱さ」も含めて素直にさらけ出せる。そこに本物の「強さ」をみた気がしました。

単に「歌がうまい」とか「声が好き」だけじゃなくて、そんな「人間的」なところに自分は魅かれてファンをやってるんだろうな・・