新井浩文の事件があり、お蔵入りになりかかった映画ですが、なんとか3週間限定公開にこぎつけました。宣伝用の画像や予告編からも新井氏の姿が消され、ポスターにも名前がなかったはずですが、エンドロールでは2番目に名前が流れました。
肝心の映画ですが、コメディ？の割にテンポが悪く途中で睡魔が・・
今どきの社会問題も扱っているのですが、ちょっと描き方が中途半端で。同じ「家族」でも「万引き家族」のように心に刺さるものがなかった。ま、タイプの全然異なる映画ではあるけれども。
尾野真千子の使い方ももったいなかった。最後の方で何かやらかすのかな、と思いきや、そうでもなく。彼女じゃなくてもいい感じの役柄でした。新井浩文も彼にしてはクセの少ない役でしたね。
草彅剛の久しぶりの主演映画、それも紆余曲折あった末に公開された映画だから、いいことを書きたいけれど、どうも思いつかない。まあ、一瞬でも瞼が閉じてしまった私がこの映画を語る資格はないかもしれないです。
原作本です。
