- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/07/15
- メディア: 文庫
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「かばん屋の相続」「シャイロックの子供たち」「七つの会議」に続き、池井戸潤の作品を読むのは4作目ですけど、これは映像化されたら面白そうですね。
主人公の次郎は瑛太とか小栗旬あたり?梨香は広瀬すずとか。中原警察署の勝村は遠藤憲一かな〜 なんて頭の中でキャスティングしながら読んでいました。
池井戸さんの作品は、張られていた伏線が最後にきれいに回収されるというような緻密なイメージがありましたが、この作品にはさほどそれは感じられなかったな。「眼」なんかはちょっとファンタジックだったし。ラストは意外でしたが。
最後が尻切れトンボな感じなので、続編が読みたい。けど、出てないのかな。解説を読むともう10年以上も前の作品らしいし。解説といえば、「空飛ぶタイヤ」の事を絶賛していました。読んでみようかな。