「鍵のない夢を見る」

どういった内容なのか全く予備知識なしに、この本の世界に入りました。辻村深月さんの本を読むのも初めてです。

・・結構、辛口な短編集でしたね。

普通の女性たちの日常の物語かと思いきや、その普通の人生の中に落とし穴がいっぱい潜んでいる、そんな感じを抱かせる小説集です。

深く共感できる主人公はいなかったにもかかわらず、なぜか自分に置き換えて考えちゃう。そんな不思議な本でした。