「プリンセス トヨトミ」

キャストと「歴史ミステリー」というのに惹かれて観に行きました。ちょっと突飛な内容なのかなと思ってはいたのですが・・・入り込めなかったですね。

大阪の人たちが実はみんなグルで、大阪国という国を400年間も密かに守り続けてきたという発想はおもしろいんだけど、あまりに「?」な所が多すぎて・・・

大阪国の存在を知っているのは男だけなの?ラストの方で集まってきたのは男ばっかりだったようなのだけど。「父から息子へ」とか「14歳で元服」とか女性の存在は一切無視だったよね。

みんなで集まってたとき、大阪の街はまるで現実の福島のある街みたいにゴーストタウンになってたけど、女子供はどこ行ってたんだろう?

コメディ色が強ければもっと楽しめたのかもしれないけど、そうでもない。綾瀬はるかが唯一3枚目だったけど「ホタルノヒカリ」の役柄を少し控え目にした感じで、目新しさはない。

中井貴一の存在感が相変わらず抜群で、映画をシリアスな方向へもっていってるんだけど、映画自体に入り込めてないと心からは感動できないよね。

ただ、お好み焼きは美味しそうでした(笑)大阪に行きたくなった。。