最近、行きたいなと思っている場所は、瀬戸内海の島々です。
数年前に、尾道に行ったついでに駆け足で瀬戸田(生口島)に行ったことはあります。この時、船のおじさんに「駆け足で来るところじゃない」と言われたっけ。確かに、のんびり時間が流れていて、あわてて通り過ぎるにはもったいない場所でした。
あれからずっと、また瀬戸内海に行きたいなとは思っています。特に行きたいのは大久野島と御手洗。
大久野島は、日露戦争時に砲台が整備され、昭和の初めには毒ガス工場が設置された島。今もその戦争遺跡がたくさん残っているそうです。戦争遺跡とは不釣り合いですが、500羽のウサギが放し飼いにされているらしいです。
御手洗(大崎下島)は、風待ち・潮待ちの港として江戸時代に開かれた町。当時の船宿や遊郭などが残っています。瀬戸内海は江戸時代は重要な航路でした。幕末、吉田松陰や坂本龍馬なんかも立ち寄っているそうです。
太陽の眩しさと、吸い込まれそうな海の青さ。そのままタイムスリップできそうな古い町並み。のんびり流れる時間。
いつか、ゆっくり時間をかけて見て回りたいです。