「ギルバート・グレイプ」


TSUTAYAで何を借りようかな〜と歩いてたら、かわいいディカプリオと目が合っちゃった!

それもそのはず、この作品は1993年、今から15年も前の作品になるんですね。レオナルド・ディカプリオは、まだ18、9歳です。

知的障害の役どころのせいか、画面の中の彼はさらに幼い印象でした。当時、その演技が話題になっていたのは覚えていますが、確かに凄い。テンション高く騒いでいても、へらへら笑っていても、目に凄味がある。ただものではない感じです。

ロミオとジュリエット」のさわやか王子とも違う、「タイタニック」の逞しい青年とも違う、「演技派」レオ少年がいました。

このレオ少年演じるアーニーが、ジョニー・デップ演じるお兄さんのギルバートをとことん困らせるのですが、本人に悪気はないし、ギルバートも家族思いであるが故に我慢に我慢を重ねるのですが、ついにキレてしまうのです。

でも、なんてことなく仲直りできてしまうのが、やっぱり兄弟なのかなあと、兄弟のいない私はうらやましくなってしまいました。

ディカプリオの事ばかり書いちゃいましたが、ジョニー・デップもすごく良かったです。押さえた演技で、閉塞感漂う暗い青春をリアルに演じていました。実際、ああいう目をした青年は日本のあちらこちらにも歩いていそうです・・