「肩ごしの恋人」

唯川恵直木賞受賞作品が原作。
随分前にその原作を読みましたが、登場人物のキャスティングが、ほぼイメージ通りでびっくりしました。
「萌」は米倉涼子より、もっと地味でクールなイメージかな・・とか、「るり子」は高岡早紀じゃ、ちょっと薹が立ってるよね・・等と思っていたのですが、実際に観てみると、2人とも役柄になりきっていて面白いです。
田辺誠一の「柿崎さん」とか、要潤の「リョウ」とか、なるほどなあ〜という感じです。あ、あと、池内博之の「文ちゃん」とかね・・

唯川恵の本、数冊しか読んでないけど、私の一番のお気に入りは「恋人たちの誤算」。20代の女の子2人が、「おばさん」にしてやられる話なんだけど、その女の子たちが「おばさん」に本質的には負けてない、という所が良かったのね。
ドラマ化を期待。