今年読んだ本をまとめました。
- 「どちらかが彼女を殺した」 東野圭吾
- 「博士が愛した数式」 小川洋子
- 「宿命」 東野圭吾
- 「嫌われ松子の一生」上・下巻 山田宗樹
- 「秘密」 東野圭吾
- 「ブレイブ・ストーリー」上・中・下巻 宮部みゆき
- 「夜のピクニック」 恩田睦
- 「手紙」 東野圭吾
- 「女子大生会計士の事件簿4」 山田真哉
- 「今夜、誰のとなりで眠る」 唯川恵
- 「海辺のカフカ」上巻 村上春樹
東野圭吾ばっかり読んでるな・・去年の年末に「変身」を読んで以来、はまっちゃって。はまると、結構同じ作家ばかり読んでしまいがち。山田詠美ばかり読んでた時代もあったし。ん?そういえば、「山田」も多いな・・
今年読んだ本の中で最も心に残ったのは・・「ブレイブ・ストーリー」です。少年の冒険ストーリーと侮るなかれ。大人が気付かなきゃならないことが、たくさん書かれておりました。
世の中には解決しなきゃならないこと(戦争、人種差別、犯罪・・・)が、たくさんあります。でも、それはすべて「人間」が起こしていること。一人一人の心の中に火種があるということ。他人事ではなく、自分の心の中に人を憎む気持ちや人を差別する気持ちが全くないと言い切れるか。ハッととさせられる、お話でした。
あと、「博士の愛した数式」も心温まる素敵なお話でした。「本当の優しさ」について考えさせられました。
今は、「海辺のカフカ」上巻の最後の章を読んでいます。空からアジやイワシが降ってきたり(!)訳のわからないことになってきていますが、結局どうなるのか気になって読んでいます。「僕」と「ナカタさん」の関係は?下巻は来年のお楽しみです。