「僕の歩く道」最終話

テルは念願の自転車ロードレースに参加。途中(昨日の“のだめ”の演奏のように)脱線しますが、皆の見守る中、無事完走。独立心の芽生えたテルは自らグループホーム自閉症の人の独立支援施設)に入ることを決めます。空を自由に飛ぶ鳶のように、飛び立つ時が彼にも来たのです。
自閉症は「病気」という位置付けなのかもしれませんが、ある分野に関しては普通以上の才能を発揮すると以前から聞いたことがありました。ありきたりですが「病気」ではなく「個性」として捉えることができないのか・・と考えてしまいました。
でも、やはり1人で生活していくのは困難なのが現実なのです。ドラマでは皆がいい人で、お兄さんも妹も心の中で葛藤はあれど、いい兄であり妹でした。現実はこんな理想的な形になるのかな・・というのが率直な感想です。
草なぎ剛は今回もいい演技でした。手紙の朗読の必死な感じが好きでした。「いいひと」というドラマで初主演したときのキャッチフレーズが「最初で最後の主役です」だったんだよね。当時、SMAPで一番目立たなかったとはいえ、気の毒な言われようだなと思っていましたが・・・化けましたね。