またまた、平井堅の話題。渡辺淳一原作の映画「愛の流刑地」の主題歌を平井堅が歌うそうです。
めざましテレビで、ちょっと聴いただけですが、中々良さそうよ〜 「大人の恋愛」を歌って新境地ということみたいですが、これまでも十分「大人の恋愛」を歌ってきたと思いますよ。でも、シングルでは、あんまりなかったかな。
平井堅といえば「バラード」ですが、彼の歌に出会うまで、「バラード」は苦手科目でした。元々ソウル系の音楽は好きだったのですが、久保田利伸が歌うようなノリのいい曲専門。もちろん、久保田のバラードも好きだったのですよ。「Summer Eyes」もそうだし。でも、やっぱり自然と体が動くような曲の方が、より好きでした。
平井堅を聴き始めたきっかけは「平井堅って久保田に似てるよ」という知人の言葉。でも、聴いてみたら全く印象が違う。「楽園」の入っているアルバム「THE CHANGING SAME」はバラード中心。どこがいいのか正直わからなかったのですが、（なぜか）ちょっと頑張ろうと思い10回くらいそのアルバムを聴き込んだんです。・・・そしたら、じわじわと伝わってきましたよ、彼の歌。「静かに熱く」
人間でも、第一印象いい人と、第一印象は悪い（もしくは印象がない）けれども付き合っていくうちに、良さがわかってくる人とがいます。まあ、平井堅の歌は後者なんだなあということです。「バラード」という音楽自体が私にとってそうだったのかもしれない。彼に出会い私の音楽的嗜好も微妙に変わり、ソウル系が好きなことに変わりはないけれども、ゴスペラーズなんかのスロー系も聴くようになりました。ゴスペラーズはアップテンポの曲も、ものすごくカッコよくて好きですが・・
映画「愛の流刑地」は果たして観に行くのでしょうか、私は。渡辺淳一というだけで拒否症状が・・ 劇場いっぱいに流れる堅ちゃんの歌声、というのも経験してみたいけれども。「セカチュー」も観に行かなかったしな。
