東野圭吾原作「秘密」の文庫本を購入。
最近まで、過酷な嫌われ松子の一生を追ってきたので、今回はほのぼの路線の本が読みたいなと思いつつ、東野作品を手に取ってしまいました。
これまで私が読んだ東野作品は、「変身」「どちらかが彼女を殺した」「宿命」・・・
ほのぼのしてる作品は一つもないです・・
推理小説、ミステリーの類は、ずっと食わず嫌いでした。
映画批評の前田有一さんがHPで「変身」を絶賛していた(映画ではなく小説の方を、です)ので読んでみようかなという気になったわけです。
「変身」はカテゴリーとしてはミステリーに入るのでしょうか?
どういう分類をされるかは、どうでもいいのですが、とにかく引き込まれるように貪り読みました。あまりいい結末が用意されていないのを感じつつも、主人公が救われるのを願うあまり、夢にまで出てきてしまう始末。(夢の中ではハッピーエンドでした)
以前の私なら読まなかったタイプの本なのですが、この本をきっかけにこれからは食わず嫌いせず、色んな本を貪欲に読んでいこうと思ったのでした。
って言いつつ、東野圭吾ばかり読んでいるような気もするのですが・・
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