「伝説の洋画家たち 二科100年展」

今年は太平洋戦争終戦から70年、日航機墜落から30年、高校野球は100周年、と節目にあたる出来事が多い年ですが、「二科展」も今年でちょうど100周年ということです。

その記念ということで東京都美術館で開催されたこの展覧会。私でも聞いたことのある有名な画家の作品がたくさん展示されていました。

でも、あらためて思いました、私は日本の画家の作品をあまり鑑賞したことがなかったと。ミーハーなので海外から有名な人の作品が来たりすると、観に行ったりはするのですが・・・

戦前の作品と思えないほど現代的だなと感じたのが東郷青児の作品。当時としてはかなり斬新だったんだろうな。

佐伯祐三の「新聞屋」。当たり前だけど、写真で観るのと現物を観るのとでは全然違う。新聞屋の奥の暗がりが底なし沼みたいで怖かった。

そして、戦後の大物と言えば岡本太郎。作品が大きいこともあるけれど、遠くから観てもやっぱり目を引く。余談ですけど、岡本太郎美術館に収蔵されている彼の彫刻作品「愛」が私は好きです。

一番欲しかった絵は桂ゆきの「土」。童話を絵にしたような可愛い絵。部屋に飾りたい。HOW MUCH?