「ひとり暮らし」

ひとり暮らし (新潮文庫)

ひとり暮らし (新潮文庫)


国語の教科書でおなじみの詩人、谷川俊太郎のエッセイ。「ある日」の日記も収められていて、極めて個人的な文章が集められています。(というかエッセイって本来そういうものでしたよね)

谷川さんのファンであれば、興味をもって読める本なのでしょうけれど、特にファンというわけでもない私には、ちょっと退屈なところもありました。(だったら読むなよって?)

ただ「ひとり暮らし」という題名に惹かれて手に取ったんですよね。誰しも独居老人になる可能性はある。その心構えを知っておきたい、みたいな。

谷川さんはひとりの生活が苦にならない様子。でも、孤独に陥らない生活の為には健康であること、友達がいること、仕事があること。・・・このあたりが必須のようです。この本から垣間みえる谷川さんの生活から、それが読み取れたような気がします。

あと住む所とある程度のお金も、生活のためには必要よね。