活字中毒

金土日と本屋に行き、次に読む本を物色。

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

NHKでドラマ化もされた話題作。司馬遼太郎の幕末の小説は何冊も読んだことがあるけれど、その後の明治時代を描いたこの小説は未読。興味はあるけれど、8巻という長編を読みとおす自信がない。日露戦争の話が中心みたいだし、戦争の記述は苦手だしな・・・


家計簿の中の昭和 (文春文庫)

家計簿の中の昭和 (文春文庫)

タイトルに興味を惹かれ、手に取りました。お金の流れで世の中の事がわかるのは今も昔も同じ。じっくり読みたいなと思いつつ、やっぱり小説がいいかなと棚へ戻す。


三銃士 (上巻) (角川文庫)

三銃士 (上巻) (角川文庫)

NHK教育三谷幸喜脚本で人形劇化。主題歌は平井堅の「一人じゃない」なんだよね。。。なんて思いながら手に取りましたが、やっぱり戦闘ものは好きじゃないやと、元に戻してしまいました。


愛する源氏物語 (文春文庫)

愛する源氏物語 (文春文庫)

一昨年、与謝野晶子訳の源氏物語を読み、すっかりその世界の虜となった私ですが、和歌の意味がよく理解できず味わうことができないままでした。というのも、与謝野晶子は和歌の意味を記すという親切なことをしていないから。

この本は、あの現代人気女流歌人俵万智が、源氏物語の和歌を「万智訳」でわかりやすく伝えてくれる、なかなか画期的な書。俵万智といえば「サラダ記念日」なのかもですが、私は後年の「チョコレート革命」の方が濃厚で傑作だと思っています。

もちろん買おうかどうしようか、かなり迷ったのですが、やっぱり俵万智は別人の歌の訳をするより、オリジナルがいいよね・・と棚に戻す。


肉体の悪魔 (新潮文庫)

肉体の悪魔 (新潮文庫)

名作であることは知っていました。それにしても、すごいタイトルの本!つい目に付いてしまいました。

作者のラディゲは、この少年と人妻の小説を16〜18歳の若さで書いたのだそう。そして、わずか20歳で病気で亡くなっています。長生きしていたら、もっとたくさんの名作を書いていたのかも。それとも、若さゆえのきらめきというのもあるかもしれない。尾崎豊みたいに。

興味をそそられるも、ちょっと今の気分じゃないかなと棚に戻す。


更級日記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

更級日記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

そして3日間本屋に通いつめて購入したのは、日本の古典。源氏物語にあこがれた少女の話。目次を見てみたら、なんだか少女マンガチックです。。さあ、どんな世界が待っているのでしょうか。


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掲げた本以外にも随分、本を物色させていただきました。本屋さん、ごめんなさい。本を選ぶというより、つい目に付くと手に取って読んでしまう、悪い癖。活字中毒以外の何物でもない。昔はフロムエーの求人広告以外の記事も全部読んでいました。。