京都へ(幕末編)

京都には幕末動乱の史跡も多い。特に久坂玄瑞さんのゆかりの地を訪ねて・・


尊王攘夷派志士たちの会合の場となっていた翠紅館跡。志士達の眠る東山霊山へ続く「維新の道」入口付近に残る。


東山霊山の霊山護国神社内の志士の墓場。坂本龍馬の墓があることで有名。
写真は、禁門の変で命を落とした久坂玄瑞寺島忠三郎の墓。後ろに無数に連なる墓も、同じく禁門の変で死んだ長州藩士の墓。
2度目の来訪ですが、何度きても独特の生々しさを感じる場所。


おやっ。この夏、新橋演舞場で観た「幕末純情伝」のポスターが!京都南座は割とこの近く。この時には既に上演終了していたはずですが・・


場所は変わって花街島原の揚屋、角屋。300年の歴史を持ち、幕末には志士たちがよく利用していた。いわゆる遊郭ではなく、ほぼ料亭。
現在は「角屋もてなしの文化美術館」になっていて内部の見学が可能。各部屋ごとにテーマがある室内装飾が素晴らしい!(2階は予約制)


角屋の一角に残る石碑。「久坂玄瑞の密議の角屋」

久坂玄瑞をはじめとする倒幕派志士だけでなく、新撰組もよく利用していた角屋。芹沢鴨も暗殺される直前にここで酒を飲んでいた。しかし・・彼らがニアミスすることはなかったのだろうか。