どうしても夏に観たくなる懐かしドラマ

早乙女タイフーン1 [DVD]

早乙女タイフーン1 [DVD]


TSUTAYAでレンタル落ちしていたビデオ全巻を、数年前に思わず購入。毎年、夏が来ると観たくなってビデオデッキの再生ボタンを押してしまいます。

夏の海水浴場が舞台のライフセーバー達の物語。実際に海でオールロケをしているが、なんとなく曇っていて夏のギラつく感じはあんまり伝わってこない(笑)

なのに、このドラマを観ていると、なんだか自分まで海でひと夏を過ごしているような気持ちになっちゃうのよね。今年も一回も海に行かなかった、でもこのドラマ観たから、まあいいか。みたいな。

軟派で女の子にしか興味ないみたいなキャラだけど、実はつらい過去をもつタイフー(加藤晴彦)。反対に、硬派で真面目一徹で融通のきかないアラシ(吉沢悠)。この2人のライフセーバーが最初はぶつかるんだけど、最終回には大親友になっているっていうベタなストーリー。こういうの大好きだ〜

夏ってとにかくハメを外せる、楽しい季節ではあるんだけど、始まったときから終わりが見えてるというのかな。春や秋や冬は、いつの間にか終わってるんだけど、夏だけは8月31日に予定通り終わるっていうのか。そういう「期間限定」感が強いなって思うのです。

そういう夏の楽しさも、刹那さも、このドラマには満ち満ちているんだよね。深夜ドラマらしくコメディ色が強いのに、ものすごーくしんみりしてしまう場面があったり。バックで流れる音楽もまた良くて、ドラマを引き立てている。

今日は8月31日。明日どんなに暑くても、明日からは紛れもなく秋。