「牛に願いを」

北海道で酪農実習をする農学部生たちの青春を描いたドラマ。

今日は、子牛を生んだばかりの母牛が、乳が出なくなってしまったために「淘汰」されてしまう話。

実習生たちは、面倒みてきた牛が淘汰されるという現実を受け止める事ができず、何とか助けようと奮闘します。で、ドラマ的に牛が助かって終わりなのかなあと思ったら、辛口の結末が待っていました。

東京から来た実習生たちは、牛が「ドナドナ」の如く連れ去られる時に、泣きながら追いかけますが、「北海道組」の地元の子は皆、冷静だったのが印象深かったです。きっと、こんな事は日常茶飯事なのでしょう。

このドラマ、旬の役者をいっぱい使ってるのに、イマイチ内容が面白くないと思いながら観てきたのですが、今回は良かったです。最後に牛を助けるという甘い展開にならなかったのが良かった。「かわいそう・・」って思うけど、やっぱり「牛角」に行くのも現実(・・)

ただ、シリアスなドラマなのに「牛に願いを」っていう、ダジャレみたいなタイトルはどうなんだろう・・