東京都写真美術館「マグナムが撮った東京」「夜明けまえ」

恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館へ行きました。

  • 「マグナムが撮った東京」

ロバート・キャパらが創設した写真家集団「マグナム・フォト」の60周年記念展。1950年代から2000年代までの「東京」の写真が展示されていました。
昔の写真を観るのが好きなので、どうしても古い年代の写真を熱心に観てしまいました。現代を写した写真も、たとえば100年後には貴重な歴史写真になってるわけで、不思議な気持ちになります。

  • 「夜明けまえ」

古写真好きなので、こちらも十二分に楽しめました。幕末から明治時代の写真。
「この写真に写っている人は、この写真を写したその瞬間は確かに生きていたのに、今はこの世にはいないんだな」と思うと、時の流れの刹那さや、人の命の儚さを感じるんです。それが古写真を好きな理由。
私自身も、この古い写真に写っている市井の人々と、生きてる時代が違うだけで、なんら変わりがないのだと知らされます。
家の古い箪笥に眠ってる祖父母の古いアルバムを、引っ張りだして観たい気になりました。