「華麗なる一族」最終話

当初から「主人公鉄平(木村拓哉)は悲劇的な結末を迎える」と耳にしていましたが、やっぱり自ら命を絶ってしまったのね。もしも私が男の俳優だったら、こんな役を一度やってみたいわあ。
昨日のスマステーションに生出演していた木村拓哉が「今だから言えるけれど、最初に台本みたときは逃げたくなった」と言っていました。「天下のキムタク」も人の子。視聴率のプレッシャーも重くのしかかっていたはずです。でも「プレッシャーを力に変えるようにしている」という言葉をきいて、さすがだと感心しました。
このドラマを観ていて、初めのうちは木村拓哉の演技に重厚さがないと感じてました。周りの大物に押されていると。でも、回を重ねるにつれ「万俵鉄平」を自分のものにしていたと思います。役者としてターニングポイントになる作品だったのでは?
しかし、スマステを観て「取材の鬼」山崎豊子は本当に凄い人だと知りました。こういう人の作品をもっと読まなくちゃいけないな、とは思っています。