4-6月期ドラマ

4-6月期ドラマが一通り最終回を迎えました。
今回は、私好みのコミカルなドラマが多かったので楽しめましたが、「続きが気になって仕方ない!」というドラマはなかったように思います。
一番、面白かったのは「弁護士のくず」かな。見てない回も結構あるのですが、たまに見るとやっぱり面白くて、もっと真面目に見ておけばよかったかなという感じ。くず先生役の豊川悦司と新米弁護士の伊藤英明のコンビが、とにかくテンポよく楽しませてくれました。やっぱり主役はこれくらいキャラが立ってないと、コメディは面白くないんでしょうね。
伊藤英明も「海猿」といい、このところ役に恵まれているようです。ちょっとデリカシーのないワイルドな潜水士も意外とハマッてたし、生真面目で一生懸命だけどカラまわりしてる新米弁護士も好感がもてました。「天体観測」に出てたときは、あんまり好きじゃなかったんだけどなあ。俳優って、ハマリ役に出会えるかどうかが結構、重要かも・・
アテンションプリーズ」も「トップキャスター」も面白かったですよ。「おいしいプロポーズ」は後半、ちょっとイマイチだったかな。王道ストーリーなのはわかりますが、ラストへ向けてもう一捻り欲しかったかなと。


期待してた割に、はまれなかったのは「クロサギ」。主役のキャラが弱かったように私は思います。演技の問題なのか、演出の問題なのかわかりません。山下智久、本当に顔は美形だと思います。「カバチタレ」で初めてお顔を見たとき、「こんなにきれいな顔した子が存在するんだー」と思ったくらい。伊藤英明じゃないけど、ハマリ役に出会えれば、もっと変わるかもしれません。


少し先、10月期になりますが「嫌われ松子の一生」がドラマ化されるそうです。松子役は内山理名。最近「樋口一葉」とか「大奥」とか可愛そうな役ばっかりで、今度は「松子」。生真面目で不器用な感じは、ぴったりかもですが、見ててつらくなりそう。このドラマが成功すれば、彼女ももっと評価されるんだろうな。
映画版も見に行くつもりだったのですが、未だに見に行けていません。