「博士の愛した数式」の小川洋子の短編。
ちょっと薄気味悪い話でした。
主人公が弟子丸氏に惹かれていく過程がよくわからなかったし。
「なぜその人なのか他人には理解できない」「後戻りできないとわかってても突き進んでしまう」・・「恋愛」ってそういうものだということを、言いたいのかな。
人間の体はいつか必ず消滅するけど、「標本」にしてもらえれば「永遠」に存在できるということかもしれないし。
新潮文庫版に一緒に収録されている短編「六角形の小部屋」に出てくる「語り小部屋」。
ブログって「語り小部屋」のようなもの?
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1997/12/24
- メディア: 文庫
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