昭和~平成~令和

改元まで、いよいよ3週間を切った。

今月の1日に新しい年号「令和」が発表になり、新しい時代へ思いを馳せるとともに、去りゆく「平成」の時代を振り返っている。

人生の中で「改元」という経験は何度もないことだけど、「昭和」から「平成」への改元を思い起こしてみるに、今回の改元とは全然違う雰囲気だったなあと。

それももちろんのことで、昭和天皇が亡くなったことによる改元だったから、新しい時代をお祝いするムードはなく、ただただ国民総喪中という感じだった。

ある朝、突然「今日は昭和最後の日」と言われ、昭和時代を振り返る間もなく平成時代が始まってしまった。未だに「昭和」という時代への郷愁にかられるのは、「昭和」とちゃんとお別れしてなかったからかもしれない。

そんな突然始まった平成時代の幕切れには、たくさんの「お別れ」の時間が用意されていた。「平成最後の〇〇」という言葉がテレビでもたくさん使われている。

初めて「平成」という元号を聞いたときには「受け入れられない」と思ったものだけど、いつのまにか馴染んでしまっていた。そして、私の人生の中でも重要な、忘れがたい時代になっていた。

天皇皇后両陛下には譲位後にはごゆっくりしていただきたい。そして長生きして国民を見守っていただけたらと思っている。