「日本の歴史」

ラッキーなことにチケットが取れ、昨日の夜公演(ソワレというらしい)を観劇しました。2階席だったけど、端の方の席だったので舞台が近かった!

1700年に渡る「日本の歴史」を2時間半くらいにまとめるということで、どんな感じになるのかと思ってたけど「日本の歴史」とは別のアナザーストーリーがあって、それに「日本の歴史」の中のいくつかのエピソードを絡めていく感じ?

ちょっと取っ散らかってる感じで、もう1回通しで観たらもっとしっくりくるかな、全体として。ただ三谷幸喜作・演出なので、あまり深く考えずに各エピソードを楽しむという観方でいいと思います。

中井貴一の歌がうまくてびっくりした!もともと声が素敵だとは思ってたけど低音が魅力的で感情も籠ってて、初ミュージカルとは思えませんでした。彼が源頼朝香取慎吾源義経に扮して「腰越状」のくだりを歌で表現したところは圧巻で、第1幕の1番の見どころでした。

香取慎吾は体格や声の大きさなんかも含めて、舞台向きだと思うんだよね。おまけに30年近くSMAPをやってたからダンスもキレキレだし、歌だって迫力十分。演技も器用になんでもこなす。なによりオーラがあるから。本気で舞台役者を目指したりしたら、すごい役者になりそう。

川平慈英はたくさん笑いをとってたし、シルビア・グラブの芸達者ぶりにも驚かされました。他の方もみんなエンターテイナーとして素晴らしかったです。で、裏方までやってるし、早着替えはどうしてるのか(笑)